第4文型は「主語+動詞+目的語+目的語」の文で、前の目的語を間接目的語、後の目的語を直接目的語という。
He told us the story. 彼は私たちにその話をしてくれました。
Heが主語、toldが動詞、usが間接目的語、the storyが直接目的語。この文は次のように書き換えることができる。
He told the story to us. 彼は私たちにその話をしてくれました。
usとthe storyを交換して、usの前にtoを付け加えている。新しくできた文は、Heが主語、toldが動詞、the storyが目的語、to usは修飾語で、「主語+動詞+目的語」の第3文型になる。
My father bought me a bike. 私の父は私に自転車を買ってくれました。
この文も第4文型だが、第3文型に書き換えると、
My father bought a bike for me. 私の父は私に自転車を買ってくれました。
今度はtoではなく、forが使われている。
第4文型で使われる動詞を見ておく。
buy(買う)、give(与える)、make(作る)、show(見せる)、teach(教える)、tell(話す)、send(送る)、ask(尋ねる)など。
第4文型から第3文型に書き換えるとき、toを使うのはgive,show,teach,tell,send,・・・、forを使うのはbuy,make,・・・。askはofを使う。