関係代名詞(先行詞が文の目的語・主語のもの)

主格の関係代名詞と目的格の関係代名詞についてもう少し見ておきたい。

まずこれまでの文を復習してみる。

This is the man who wants to see you.

こちらはあなたに会いたがっている男性です。

This is the city which has many parks.

これは多くの公園がある市です。

This is the picture which I took.

これは私が撮った写真です。

This is the singer that I like very much.

こちらは私が大好きな歌手です。

これらの関係代名詞が使われた文で、先行詞は補語になっていた。

先行詞が目的語のものを見てみたい。

I know the man who lives in London.

私はロンドンに住んでいる男性を知っている。

この文で、whoは主格の関係代名詞、the manが先行詞である。who lives in Londonがthe manを修飾している。文全体では、Iが主語、knowが動詞、the manが目的語になっている。つまり、先行詞が目的語の文である。

次に、先行詞が主語の文を見てみたい。

The man who is playing the guitar is Tom.

ギターを弾いている男性はトムです。

この文を2つに分けてみると、

The man is Tom. He is playing the guitar.

となる。

Heをwhoに代えてwho is playing the guitarとし、The manの後に置き、The man who is playing the guitarとし、残りのis Tomを続けている。

who is playing the guitarがthe manを修飾していて、the manが先行詞である。文全体でThe manは主語になっている。

The man is Tom. のmanとisの間にwho is playing the guitarが挟まれている形になっている。

目的格の関係代名詞の文でも見てみたい。

The girl that I saw was kind.

私が見た少女は親切でした。

この文を2つに分けてみると、

The girl was kind. とI saw her. となる。

herをthatに代えてthat I sawという語順にし、The girlの後に置き、The girl that I sawとし、1つ目の文の残りのwas kindを続けている。

that I sawがthe girlを修飾していて、the girlが先行詞。文全体でThe girlは主語になっている。

The girl was kind. のgirlとwasの間にthat I sawが挟まれている形になっている。

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